オホーツクの村 財団法人小清水自然と語る会

  • リンク
村のこと

村のこと

鳥やけものたちが主役の村があってもいい・・・ 最初はごく小さなニュースで始まりました。

ポンヤンベツ川の河口にあるシラカバやヤチダモの林が畑になるらしい、
というニュースでした。林は植林されて17年目のものです。

「切られるのはかわいそうだなぁ」と誰かがつぶやきました。
「そうだなぁ」と少し多くの人がうなずいたのです。
「林にすむエゾリスや小鳥たち、利用するキタキツネやエゾフクロウだって困るだろうなぁ」とまた誰かが言いました。
「うんだ!うんだ!」と少し多くの人たちが答えたのです。 それからこの運動が始まりました。

北海道の東の端にある小さな町の運動です。
サンクチュアリ「オホーツクの村」の建設運動です

あゆみ

(財)小清水自然と語る会は1976年6月に地元の農民ら18名が集い結成しました。そして、1981年初夏、「オホーツクの村」は産声を上げたのです。

北海道斜里郡小清水町。オホーツク海をまん前に見渡し、二方を幅広い原始の防風林にはさまれ、一方を広々とした牧場と接した林が所在地です。村の中央には川が流れ、海岸沿いの原生花園には、毎年いろとりどりの花が咲き乱れます。