鳥やけものたちが主役の村があってもいい・・・ 最初はごく小さなニュースで始まりました。
ポンヤンベツ川の河口にあるシラカバやヤチダモの林が畑になるらしい、
というニュースでした。林は植林されて17年目のものです。
「切られるのはかわいそうだなぁ」と誰かがつぶやきました。
「そうだなぁ」と少し多くの人がうなずいたのです。
「林にすむエゾリスや小鳥たち、利用するキタキツネやエゾフクロウだって困るだろうなぁ」とまた誰かが言いました。
「うんだ!うんだ!」と少し多くの人たちが答えたのです。 それからこの運動が始まりました。
北海道の東の端にある小さな町の運動です。
サンクチュアリ「オホーツクの村」の建設運動です。